実は授乳中にあまり食べると良くないとされるものがあります。
中には昔は言われていたけど、今は科学的根拠のないものもあります。
その内容と、理由について、まとめてみました。
だめ
アルコール×
最も気をつけないといけないものでもあります。
ノンアルコールであっても、微妙に含まれているものがあるとの話なので、控えた方がいいかも。
血中アルコール濃度の増加
母親の血中アルコール濃度と、母乳の濃度はほぼ同じとのこと。
という事は、赤ちゃんにもアルコールを摂取させてしまいます。
まだ、分解に時間がかかるため、赤ちゃんの負担が大きくなります。
母乳が出にくくなる?
母乳を作るホルモンが低下するとの話もあります。
生卵×
中にはサルモネラ菌による食中毒を発症することがあります。
加熱すれば大丈夫です。
ただし、食中毒になっても、母乳を通して赤ちゃんにうつる事はないらしいです。
どちらかというと、接触感染ですね。手洗いうがいに気をつけましょう
気をつけて食べる・飲む
食べても良いですが、量は気をつけましょう。
主に、糖質、脂質が多いとおっぱいが詰まって、乳腺炎になってしまうためです。
お餅△
気をつけて食べるもの
昔は食べても良かったらしいですが、今はいけません。
昔は「母乳を出したかったら餅を食べろ」なんて言われていたとのこと。
糖質を多く含むため、血液がドロドロになります。
そのため、母乳が詰まりやすくなるとのことです。
赤飯は?
赤飯ももち米から作られています。こちらはどうかというと、気をつけなければいけない食品です。
お祝い事の際にも少しだけにするのがいいかもしれません。
(病院でも出されますが、少しでした)
甘いもの(ケーキなど)△
脂肪分や、糖質が含まれています。
母乳に粘りが出たり、甘味が強くなったり、苦味が出ることも?
辛いもの(カレーなど)△
食材に香辛料が含まれていると、母乳の味に影響を及ぼすかも。
また、刺激によって赤ちゃんが下痢をしたり。
過剰に摂取は気をつけましょう。
寿司・刺身△
魚は積極的に食べるべきものではありますが、生は注意しましょう、
以前はやったアニサキスなど、食中毒の要因にもなります。
こちらも母乳への直接的な影響はないとのことです。
うなぎ△
栄養豊富で食べたいものではあります。
ただ、脂質が多く含まれているため、母乳が詰まり、乳腺炎になることがあります。
揚げ物△
高脂肪・高カロリー。
スナック菓子△
高脂肪・高カロリー。
食べすぎると、栄養素をとるための食事量が減ってしまうことも。
ラーメン△
塩分・油分が多いため母乳がドロドロに。
できれば避けたいもの。
スープは飲み干さない、など気をつけて食べましょう。
マヨネーズ△
7割が油です。
生野菜△
良さそうと思いきや、生野菜は体を冷やすので、夏にはいいですが気をつけましょう。
体が冷えると、母乳の出も悪くなります。
煮物や炒め物など温野菜にすると良いかも。
アイスクリーム△
体を冷やし、母乳の出が悪くなります。
また、できれば脂肪分の少ないアイスを選びましょう。
カフェイン(コーヒー、お茶、など)△
母乳には、摂取量の1%しか含まれないため、あまり影響はないとのことです。
ただ、ゼロではないので、控えた方がいいかも。
1日コーヒー2杯くらいなら平気と言われています。
アレルギーについて
特段問題はありませんが、注意した方がいいものです
そば
母乳を通す量はわずかですが、ごく稀に影響が出ることもあるとか。
食べた後の授乳ではしっかり赤ちゃんを観察しましょう。
ピーナッツ
蕎麦と同じくです。
最後に
改めてみてみると基本的には
「糖質」「脂質」「刺激物」「食中毒」
に気を付けると良いのかもしれません。