妊娠中は「乾燥する」「カサカサする」「かゆみが出る」「シミがどんどん濃くなる」色々なお肌トラブルが出てきます。
顔やお腹、胸、手足、と体全体的に乾燥気味になりやすい時期。
原因は?
- ホルモンバランスの乱れ
- 新陳代謝が活発になる頃。
- プロゲステロンという子宮の状態を整えるホルモンが増加。皮脂の分泌を促進。
- それによって過剰にでた皮脂が毛穴につまり、ニキビの元に。
- エストロゲンも同じく増加。こちらの色素沈着作用により。シミソバカスができやすくなる。
- 水分不足・栄養不足
- 赤ちゃんのために身体中の水分や栄養が子宮に集まるとのこと。
- 悪阻で水分ととれなくなり、偏食気味に。
- 水分が不足すると、乾燥やかゆみ、肌荒れの元になります。
- 栄養不足により、肌荒れやニキビができます。
- マックのフライドポテトが食べたくなる時期と言いますが、食べすぎるとニキビの元にも。
- 便秘
- 栄養不足・水分不足から便秘になりがち。
- 排出物が溜まって、肌荒れの原因に。
- 妊娠性掻痒(そうよう)症
- 妊娠中期から後期。全身に強いかゆみが起こるとのこと。
乾燥・かゆみ・肌荒れの対処法
- 洗顔・保湿
- 普通の対策ですね。汚れを洗い流し、しっかり保湿しましょう。
- デリケートなので、普段よりも丁寧に。
- 水分補給
- 1日2リットルの水分が推奨されているらしいです。
- 糖分が多いジュースは気をつけましょう。
- といっても初期はこれが難しいかもですが、症状が重い場合は、病院で点滴が良いそう。
- 外からも保湿のため、加湿器も良いです。
- ビタミンC
- メラニンの発生を抑え、コラーゲン生成を促すビタミンC
- サプリメントやフルーツ(オレンジ、グレープフルーツなど)を摂取しましょう
- ビタミンE
- ホルモンの働きを落ち着かせ、血行をよくする。
- 紫外線対策
- 外に出るときは日焼け止めを
- 肌に優しいスキンケア化粧品を
- 無香料・無着色・アルコールフリー・馬油がオススメとか
- 肌に低刺激なお洋服を
- 妊娠中はマタニティブラやマタニティショーツが必須です
- お風呂はややぬるめに
- 熱いお湯は皮脂を落としすぎるため、乾燥の元。
最後に
肌トラブルはおきますが、中期、後期には落ち着くことが多いそうです。
妊娠性掻痒症も出産後には治るとか。
詳しくは産婦人科へお問い合わせください。